難病抱えたアラサー独身OLの日常。

田舎に住むOLの日常です。

【入院】わたしの潰瘍性大腸炎の症状と流れ②

数ヶ月後に再びやって来た腹痛。

↓こちらの続きです。

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症状が落ち着いて、忘れた頃にまたやってきた腹痛と下痢。
数ヶ月毎に1〜2ヶ月腹痛と下痢を繰り返していました。
別の内科に行けば腸炎と言われ、効きもしない薬を処方されるだけ。
年中ほぼ体調不良。お腹を壊していることが当たり前になり、そんな日々に慣れつつありました。
それから4年ほど経っていました。
2021年12月末、数ヶ月毎にやって来る腹痛と下痢が始まりました。
1月、2月、3月とそろそろ落ち着いて来るはずが中々症状が治りませんでした。
その頃、上司が変わり一気に仕事が忙しくなり朝6時に出社して夜12時過ぎに帰宅する日々。
前職が昼休憩どころかトイレも行く暇なく何ヶ月も始発出社、終電後帰宅が続き退職したことがフラッシュバックしました。
いつまでこんな日々が続くのか精神的なストレスが膨れ上がっていき、食欲不振、吐き気に襲われるようになり水も取れなくなりました。
仕事の合間を縫って6月に消化器内科に行き、診察を受けました。
血液検査にエコーで腹部を見てもらい、脱水症のため点滴を受けて終了。
半年ほど毎日、 ”1日も欠かさず” 下痢をしていると訴えましたが、大腸に多少浮腫みはあるが大したことはないそのうち治るでしょうと言われました。
そして、腹痛と下痢の症状が治ることはなく、さら2ヶ月経ち排便時に出血をするようになっていました。病院で言われた「大したことない」を本気で信じていました。出血も下痢ばかりで痔になってしまったんだと。
そして、8月下旬に両すねに複数箇所、直径2センチほどの虫刺されのようなものが出現。


アレルギー体質のため、蚊に噛まれるとよく見る光景でした。
痒みはないけれど、虫刺されの薬を塗って過ごしましたが、翌日には歩行時に痛みを感じ出しました。
3日後には腫れ始め足が燃えるような痛みになり、皮膚科へ。
「虫に刺されたようで、歩くと痛いんです。」
「これ、虫刺されじゃないですね。結節性紅斑です。」
初めて聞いた病名でしたが実は、結節性紅斑は潰瘍性大腸炎の腸管外合併症のひとつとされています。
結節性紅斑の確定診断をするには大きな病院で組織検査が必要になるそうで、予約を取ってもらい紹介状を書いてもらいました。

絶対安静と言われましたが、仕事は待ってくれません。
予約日まで出勤し、遂に痛みで歩けなくなりました。
足に通う血液が煮えたぎっているような足の奥が燃えるような痛みに苦しめられました。

大学病院での診察当日は、歩行困難なため車椅子で診察を受け、2週間の緊急入院となりました。
入院するつもりは全くなかったのにコロナ検査を受けて、あっという間に入院手続きです。
入院当日の足です。


足首がなくなるほど腫れ上がってしまいました。
こちらでも下痢のことを伝えましたが、そのうち治るでしょうと言われ、皮膚科での入院だったので結節性紅斑へ対する検査と治療しかしないと言われました。
個室は空きがなく、大部屋へ。
一番の懸念はやはりトイレです。
部屋の隣にトイレがありましたが、いつでも空いてるわけでなく間に合わずに漏らしてしまうことも。
この時、1日に一度も尿が出ない症状もありました。
そのことを問診時に看護師さんに伝えると、退院してから内科に行って下さいとのこと。
2週間耐えないといけないのか。地獄か?(´;Д;`)
入院中に下痢の頻度が増し、お尻から尿が出ている!?と錯覚するほどの赤色の水が出ていました。
夜中も何度もトイレに行き、部屋を何度も出入り。
何度も水を流すためトイレに行きすぎだと看護師さんに注意を受けてしまいました。
結節性紅斑は風邪の後にも出るため持病がないひとでも起こりうるそうです。
そのため、大したことないと思われていたのかもしれません。
そして、安静とステロイド剤の服用で1週間で足の腫れは引いていきました。
経過も良かったため安静にすることを条件に1週間で退院し、1週間後に外来で診察を受けることに。

1週間後、尿検査をし腎臓の値が悪いので来週再検査が決まりました。
さらに1週間後、尿検査はクリア。しかし今度は退院時の血液検査で血管炎に陽性反応があると伝えられ、ベーチェット病等の難病の話をされました。
喘息を持っているか聞かれ、持っていないと伝えると偽陽性かもしれないので再検査しましょうと。
待合室で冷静になり、血管炎について検索すると消化器も関係するとあったのでその足でクチコミの良い消化器内科へ行きました。

下痢が止まらないこと、結節性紅斑になり血管炎に陽性反応が出たこと、痔かもしれないが出血していることを話しました。
すると、大変でしたね。直ぐに検査しましょうと。
過敏性腸症候群腸炎の可能性があり、使う薬も治療法も違うため中を見ないと判断できないと。
すぐに内視鏡検査の予約を入れました。

やっと検査をしてもらえる。
やっと治療してもらえる嬉しさと安心感がありました。

いまでもお世話になっている先生です。
深刻に受け止めてくれ、すぐに検査をしましょうと言ってくれたことに感謝です。
色んな病院で大したことないと言われ続け、救われた気がしました。

つつぎは、また今度m(_ _)m

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