皆さん、潰瘍性大腸炎という病気をご存知ですか?
自己紹介がてら、まずはわたしの病気について語らせてください。
わたしは2022年に潰瘍性大腸炎と診断されました。
しかし、症状が出始めたのは2017年ごろ。
診断がつくまでに5年かかりました。
安倍元首相が患っていた病気ということで、テレビなどで見聞きしたことがある人もいるのではないでしょうか。
わたしもそのひとりです。病名を聞いたときに、安倍元首相が浮かびました。
安倍元首相は潰瘍性大腸炎を理由に二度辞任しましたよね。
二度目の辞任時は会見をテレビで見ていて「へぇー。持病の再発なんて大変だなー。」と呑気に流し見していました。
当時、既にわたしは潰瘍性大腸炎の症状が出ていたのに病気に対する知識がなく完全に他人事。
持病が再燃したなか、治療と仕事の両立の難しさは今なら分かります。
潰瘍性大腸炎とは、国が定める指定難病のひとつです。
近年患者数は増加し、日本の潰瘍性大腸炎の患者数は米国に次いで世界第2位と珍しい病気ではないそうです。
症状として、腸に炎症や潰瘍を引き起こしそれによって腹痛、下痢が起こります。
腹痛や下痢は健康な人でも起こるものでは?
それが難病に指定されているの?と思う方もいるかもしれません。
下痢、腹痛が数ヶ月毎日続くと思うと地獄じゃないですか?
しかも、1日10回以上トイレに駆け込みます。
トイレに間に合わないことだって・・・
そうなると、常にトイレのことを考えています。
一度トイレに入ると中々出られないので、家族とはトイレの取り合いです。
日常生活どころではありません(T_T)
長期間続くことで様々な症状も出てきます。
もちろん人によって症状や程度は違います。
同じ病気でも十人十色。
治療法も薬の効果の有無、合うか合わないか人それぞれ。
現在、発症原因も解明されておらず完治する治療法はありません。
寛解に向けて薬や食事でコントロールするしかないのです。
わたし自身、診断がつくまで苦労し疲弊しました。心身ともにボロボロです。
難病と診断されて治療をスタートし、寛解するまでどれくらい時間を要するのか、先行きの見えない不安にかられました。
次回の記事からわたしの症状や病気発覚までの流れを書いていきたいと思います。
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